第44回宮崎市美術展

第44回宮崎市美術展

会期 2019年 10/26(土)~11/10(日)
時間 10:00~18:00 ※入室は17:30まで
入場口みやざきアートセンター 4・5階【入場口5階】
部門平面部門/立体部門/書部門/写真部門
入場料無料

ビビット賞

平面部門﨑村 昇平 「広がり」
立体部門山本 文人 「清水の舞台」
書部門渡久山 志織 「我不動」
写真部門小田中 等 「初夏の宵」
ビビット賞

審査結果とは別に、 鑑賞者が自分の心にビビッ!ときた作品に投票する企画 です。


企画の概要

宮崎市美術展は、宮崎市及び綾町、国富町に在住する方々に、美術作品の創作発表の場を提供するとともに、多くの方々が文化芸術に触れ、親しむことを目的とする展覧会です。
宮崎市在住者、在勤者および在学者ならびに綾町、国富町の在住者の方であれば、どなたでも作品を出品いただけます。
※ただし高校生以上の方に限ります

作品募集・搬入情報
搬入日 10月10日(木) … 写真
10月11日(金) … 平面
10月12日(土) … 立体・書
※各日10:00~18:00
会場 みやざきアートセンター 4階 受付会場
出品料 一般 … 1点につき2,000円
学生 … 1点につき1,000円

平面 藤野真知子さん

紫陽花

私はこれまで、光と影や空気感、人の気配を感じられる空間としてショーウィンドウやシャドーを描いて参りました。今回の紫陽花には移ろいやすく、雨にけぶるはかなさと陽光に輝く様が表現でき、今までテーマとしてきたものの延長線上にあるものと思っています。一瞬にしてその輝きを放ち、潰えていく様ば人の一生にも似た、時の流れを感じます。どうぞ水彩の持つ良さ、色と色の響きあいを感じて頂ければ幸いです。


平面 大浦敦子さん

静逸

秋になると、今迄色鮮やかだった野山も次々に色褪せていきます。そんな中、朽ちる前に存在を主張するかのように、鮮やかな朱色で楽しませてくれるカラスウリが好きで、今迄何枚か描いてきました。これもその一枚で、杉の木や竹に絡みついたカラスウリの葉のリズム感の面白さに魅かれ、今回は林の中の静けさと穏やかな光を表現してみました。


平面 井厚見さん

水を運ぶ少女(ヒロンギア)』

平成28年5月ごろから放映されていた「ヒロンギア難民と子供達」が心に残り7月にカメラに撮った。路地でわずかな物売りをする少年、中でもランドセル替りに水タンクを背負う少女の姿が脳裡から離れずキャンバスに残すことにした。市美展で多くの人の目に触れ想い出して頂ければと思います。製作に当って、少女が人形にならないように、憂いの表情出せるかに苦心、力不足を思い知らされた。


平面 井上正光さん

神秘の森

今思えば小学生の時、先生に「絵が上手いね」と言われた一言で絵を描くことが好きになったように思います。社会人になり、始めた趣味の油絵ですが今日の作品は奄美旅行で見た金作原原生林の「ヒカゲヘゴ」です。10mの高さにフサフサとした葉を繁らし空をおおう“神秘の森”と現わしてみました。


 野元郁夫さん

千字文

4,5年前から千字文に取り組んでいます。切っ掛けは、日下部鳴鶴の筆使い(始筆・終筆)に興味があったからです。字数が多くなかなかうまく書けません。特に配字などむずかしい問題もあります。今後、内容書体などを考え、楽しくのびのびと表現したいと思います。千字文とは梁の周興嗣の撰で「天地玄黄」に始まる四言句の韻文を一字の重出もなく、250句、千字に作ったものです。人類の未来に希望と勇気を与える書。王羲之の書いた千文字を智永は八百本も臨書したといわれています。時代を超えその能力にびっくりさせられます。


 金丸厚子さん

壬生忠岑の和歌を題材に、取り組みました。「いのちにも まさりておしく あるものは 見果てぬ夢の さむるなりけり」日頃私のモットーとしている歌です。年を重ねると共に、少しずつ少しずつ感動が薄れていくようで、淋しさを感じますが、この歌に出会い、この歌に励まされ、活気が湧いてくるこの頃です。小さな、些細な事でも目標をつくり、出来る限り頑張れる現在に感謝です。


写真 上地峰夫さん

夕されば

毎年暑い時期に行われる宮崎市中村町の水かけ地蔵尊まつりです。各商店会からバケツ等で水をかけられるシーンも撮りましたが、このカットは気持ちよさそうだったので選びました。モノクロにしたことで、散水された水が強調されたのではと思います。そしてイメージ通り仕上げていただき感謝しております。


写真 中武達夫さん

水鏡(みずかがみ)』

蓮の花を被写体とした作品はよくあるので、個性的な写真をどう撮るか考えました。水面に姿が映っているいわゆる水鏡をねらっていたところ、運よくアメンボが現われました。作品としては、天地を逆にする見せ方が良いのではないかと判断し、このようになりました。

イベント

講評会&トークセッション

開催日 … 2019年10月26日(土) 
参加費 … 無料

※10月26日(土)、27日(日)は神武大祭のため交通規制にご注意ください。

◎講評会
平面部門と書部門の審査員が受賞作品を中心に講評しながら、作者や参加者の質問等にも
答える交流の場です。

  • 場所:みやざきアートセンター4階・5階(各展示室)
  • 時間:13:00~14:15

◎トークセッション
立体部門と写真部門の審査員および運営委員による、部門を越えたここだけのトークセッションを開催。
皆さまからの質問を中心に、熱いトークを繰り広げます!

  • 場所:みやざきアートセンター3階(創作アトリエ)
  • 時間:14:30~15:30

鋳金(ちゅうきん)でものつくり~小さな家を作ってみよう!~

★10月2日(水)9:00~申し込み受付開始

ピューターという錫(スズ)の合金を溶かし、自分で作った型に流して、小さな家の形の作品を作ります。
出来た作品はずっしりと重いので、ペーパウェイトとして、またオブジェとして部屋に飾るのもいいですね。

  • 場所:3階創作アトリエ
  • 日時:11月2日(土)
    ①午前の部:10:30~12:30
    ②午後の部:14:00~16:00
  • 定員:①、②各回10名
  • 対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
  • 参加費:1,000円
  • 講師:杉原 木三氏(日本鋳金家協会会員、三三鋳金工房主宰)
  • 準備物:軍手、タオル、汚れても良い服装

まるちゅー

どなたでも参加OK!来年の干支「ねずみ」を木球に描きませんか?
お一人さまひとつ、描いた木球はお持ち帰りいただけます。

  • 場所:4階 階段下スペース
  • 日時:10月26日(土)~ 材料がなくなり次第終了

市美展

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